The EQUATOR Network
ランダム化試験や観察研究、診断研究、システマティックレビューなどの研究は、より確からしい結果を得るため、バイアスを避けるために論文の書き方(Reporting guideline)がある程度決まっています。The EQUATOR NetworkではReporting guidelineを広めるためにどの研究にどんなReporting guidelineがあるかリストを作ってくれています。
投稿雑誌によってはReporting guidelineにそって論文を書き、また投稿の際にReporting guidelineの項目がそれぞれどこに書いてあるかのチェックリスト提出が求められます。
主なReporting guideline
- CONSORT
ランダム化比較試験用のReporting guidelineです。CONSORTのHP。 - STROBE
観察研究用のReporting guideline。STROBEのHP。
チェックリストの日本語訳、全文の日本語訳サイトもあります。
STROBEについて解説しているスライドシェアもいくつかあります。 - STARD
診断研究用のReporting guideline。STARDのHP。 - PRISMA
システマティックレビュー用のReporiting guidelineです。PRISMAのHP
JEMNET
若手救急医のJEMNet(Japanese Emergency Medicine Network)では「研究をしてみたいけど、どうすれば良いかわからない」若手医師むけに資料集やマニュアルを公開していますが、その中でもJEMNet論文マニュアルは無料で公開されていますが一般書に劣らないクオリティで実際の論文投稿する方法について解説してくれています。
The EQUATOR NetworkのReporting Guidelineは論文を書く際に求められるフォーマットですが、その書いた論文をどう投稿するのか具体的に知りたい時に非常に役立ちます。いくつか本もありますが公開されてる使用なので本をみる前に参考にしてみては。
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